Stable Diffusionの使用方法
Stable Diffusionを使用する方法ですが、大きく以下の2通りがあります。
・ローカル環境(デスクトップPC)へのインストール
・クラウド環境(Google Colab)へのインストール
ローカル環境のインストールについてはある程度高性能なGPUを搭載している事が必要ですので、GPUを搭載したPCを持っていない方は初期投資が必要になる点が難点です。
一方、クラウド環境へのインストールについては一定時間でインストールした環境が強制リセットされるなど、使い方にやや癖があります。
GPU環境が整えられるなら使用制限が一切無いローカル環境がおすすめですが、それぞれに良い点・悪い点があるため、どちらを選ぶかは環境によって判断するのが良いと思います。
※ちなみに私は同時に複数のStable Diffusionを実行するため、ローカル環境とGoogle Colab環境の両方を使用しています。
ローカル環境/クラウド環境のメリット・デメリット
ローカル環境とクラウド環境のメリット・デメリットを整理します。
■ローカル環境へのインストール
・メリット
一切の制限無く、好きなだけ画像生成を試す事が出来る。(何千枚・何万枚でも出力可能)
・デメリット
ある程度高性能なGPUが必要。(最低VRAM 6~8GB、可能なら12GB以上のNVIDIA GPU)
公式のwebサイトではNVIDIAが推奨されています。
https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui#installation-and-running
CPUとメモリについては余程スペック不足でない限り、さほど問題にはならないと思います。
■クラウド環境(Google Colab)へのインストール
・メリット
GPUを持っていなくても画像生成が可能、基本的には無料で使用できる
・デメリット
一定期間(最大12~24時間)でインストールしたStable Diffusion環境がリセットされる
Google Colab環境については基本的には無料で使用可能ですが、利用時間や使用できるGPUに制限があるため、ある程度本格的に運用するなら月数千円の課金をするのがベターでしょう。
ただし、課金しても無制限に使える訳では無い事は注意が必要です。
以下でインストール方法について、もう少し詳しく書いていきます。
[Stable Diffusion] ローカル環境へのインストール方法
ローカル環境(デスクトップPC)へStable Diffusionをインストールする場合、以下の記事を参照して下さい。
[Stable Diffusion] Google Colabへのインストール方法
クラウド環境(Google Colab)へStable Diffusionをインストールする場合、以下の記事を参照して下さい。
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